COLUMN
今更聞けないぃ~!を解決!OS?ブラウザ?編
皆さんに質問です。
ご家庭や職場にあるパソコンのOSとそのバージョンを教えてください。
ここで「?」になった方、案外いらっしゃるのではないでしょうか?
その上でもうひとつ質問。
普段お使いのブラウザはなんですか?
もうひとつ「?」が増えた方、もしくは先述の質問との違いのわからない方、いらっしゃいますか?
この「OS」と「ブラウザ」。よく耳にしたり目にしたりする言葉で、その上、似たような環境で聞くことが多いので何が違うのか、そもそもなんなのか気にはなるけど当たり前に使ってるほうがかっこいい感じがして聞けなかったことのひとつではないでしょうか。
結論から申し上げますと、そもそもぜんぜん違います。
パソコンとかITとかよくわからん・・・と苦手意識をもたれている方に是非読んで頂きたいこちらのコラム。噛み砕いて、わかりやすーく説明していきますので安心してそのままスクロールしていってください。読み終わる頃にはちょっとかっこよくなった貴方がいます。
OSとは?
「OS」と「ブラウザ」。まずは「OS」の説明から
OS(オペレーティングシステム)とは、日本の一般企業に多く導入されている「Windows」、デザインや音楽案系のお仕事やスターバックスで仕事できる風のひとがよく使用しているのが「MacOS」、開発者系の方が使用することが多い「Linux」、iPhone以外のスマートフォンに多く使用されている「Android」などがあげられます。
これはそれぞれ、いうなれば「頭」の部分です。
これらの違いは頭の種類の違い、と考えてもらうとわかりやすいかと思います。
全てのOSについて説明していくと途方もないことになるので、大きく3つのOSについて説明していきたいと思います。
MacOS
MacOSとはiPhoneやMacBook、iPadなどを開発・販売するApple社のOS。
基本的にApple社の製品を買うと、このMacOSと呼ばれる頭が搭載してあります。Apple社は頭のMacOSのためにMac専用の体(MackBookとかiPadとか)も開発しているので、全てがApple社の製品ということになります。
Windows
コチラはMicrosoft社が開発したOS。Microsoft社の場合は頭のWindowsを開発している状態で、体に当たる部分はいろんな会社が作っています。たとえばNECであったり、Lenoboであったり、富士通であったり。頭と体が別々に開発されている状態です。
Android
皆さんがお持ちのスマホやタブレット。いわゆる携帯端末を主なターゲットとしてGoogleが開発したのがAndroidと呼ばれるOS。こちらもWindowsと同じように、頭のAndroidの開発をGoogleが担っていて、体に当たる部分はいろんな会社が作っています。
ここまででOSがざくーっとどなものかお分かりいただけたでしょうか?いろんな会社が自社製品専用に作っていたり、いろな製品に対応するように作っていたりする、パソコンやスマホの頭の部分、それがOSということになります。
じゃあブラウザって?
お次は「ブラウザ」に関して。
ブラウザとは閲覧ソフトのこと。眼鏡みたいなものですね。コンピュータに格納した複数のデータやファイルを整理して画面に表示してくれます。現在ブラウザと呼ばれているソフトは、主にインターネットのデータを画面に表示するWebブラウザの事を指します。こちらも説明しだすときりがないのでよく使われるであろう4つをご紹介。
Safari
こちらは独自開発&販売が大好き、Appleが開発しているブラウザ。Apple社製品を購入すると、Safariが標準ブラウザになっています。
Internet Explorer
IEと略されることが多いコチラのブラウザはWindows搭載のパソコンに標準装備されているブラウザ。Windowsユーザーが圧倒的に多かった一昔前まで、インターネットを見るのはこのマークという認識の方も少なくなかったのでは?現在、Windows10からはMicrosoft Edgeという後継版として搭載。
予断ですがこのIE。昔のものはwebでの表示に癖があり、最近のおしゃれ~なサイトに使用されるCSS等が効かないときが。頭を抱えて唸るコーダーさん(webデザインをインターネットで見れるように記述するお仕事の方)を見たとき、あたしは(きっとIEに悩まされているんだ・・・・)っていつも思います。
Google Chrome
クロームと呼ばれるブラウザ。Googleの開発したWebブラウザになります。現在、世界シェア40%以上といわれ、一番使われているであろうブラウザになります。Googleが開発しているということもあり、Androidを搭載のスマホには標準でChromeが使用されています。
このように、それぞれ別の会社が開発している「閲覧するためのソフト(眼鏡)」がブラウザになります。
頭がOSで眼鏡がブラウザ。その組み合わせは?
ここまでで、いろんな頭(OS)の種類と眼鏡(ブラウザ)の種類をご説明いたしました。ではこの組み合わせはどういったものになるのでしょうか?
この話になりますと、少し複雑になってきます。
OSにもブラウザにも、それぞれ個性があって、喧嘩してしまうことがあります。
たとえば、AppleのMacOSにライバルのMicrosoft開発のブラウザであるIEは大人の事情としてはあまりいれてほしくはありませんよね。環境に手を加えることで使用することも出来ますが、仕事で必要ではない以上、わざわざ使用しないでしょう。
そこをするすると渡り歩くGoogleの開発したChrome。Chromeは現在、ダウンロードさえすればMacOSでもWindows環境でも使用が可能です。その上Chromeはプラグイン(後からつけたし出来る機能、アプリみたいなもの)が充実。少し探しただけで、大体ほしいものが見つかります。(オススメのプラグインに関してはまた後日)
そういったこともあり、近年シェアの拡大へつながっているのかもしれません。
最後に
すこしはOSとブラウザの違いについてご理解いただけたでしょうか?開発している会社が独自にリリースしているもの、開発している会社がその機械も独自に製造しているもの、OSのみを販売したり、いろんなことがごちゃごちゃしているのでわかりにくく見えますね。
今回は簡単にOSは頭の違いでいろいろあるんだなー。ブラウザは眼鏡なのか!でもこの眼鏡はこの頭(OS)にはあんまり向かないんだなーって言うのがわかっていただければ今後、この程度の知識でも少し役に立ってくれるのではと思います。
ちなみに、弊社サイト内のWeb用語のページではふわ~っとしかわかってないよな・・・という言葉をまとめていますので、機会があればご覧ください。
ではまた次の機会に。
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